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Yoshi@Cape Town

Author:Yoshi@Cape Town
 
「Capetonianな暮らし」 ブログへようこそ!

南アフリカ共和国ケープタウン市に在住するCapetonian(ケープトニアン)です。観光ガイドもしております。こちらでは「Yoshi」と呼ばれています。1964年生まれ。岐阜県出身。東京にも30年くらい住んでいました。

自然の中で遊ぶことが好きで、日本では乗馬、ボートクルージング、魚釣り、パラグライダー、マイクロライトプレーンなどもしていました。こちらではあちこちにトレッキングルートがあるので、トレッキングも始めたいなと考えています。

皆さんからのご質問、コメント 楽しみにしています。

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喜望峰自然保護区(Cape of Good Hope Nature Reserve)⑥
<自然保護区での楽しみ方 ②>

◆動物

自然保護区の中で、いろいろな野生動物を見ることができます。

喜望峰自然保護区のダチョウ

ダチョウは運が悪くなければたいてい見ることができます。
喜望峰に向かう道路周辺でよく見かけます。
人を怖がらないので道路を歩いていることもあります。

余談ですが、喜望峰自然保護区の入り口の反対側にダチョウ農場(Cape Point Ostrich Farm)もあります。
こちらではダチョウの卵の殻を使った置物(ランプ)や、ダチョウ皮(オーストリッチ)の鞄なども売られています。
ダチョウの足の皮(ヘビ皮のような模様をしている)を使った珍しい鞄もあります。
時々こちらで購入して帰る方もいらっしゃるので、もしお時間があれば、ダチョウ農場にも立ち寄ってはいかがですか。

ケープポイントのバブーン

これは「チャクマバブーン」(Chacma Baboon)といい、こちらでは単純に「バブーン」と呼んでいます。
観光客の食べ物を狙ってケープポイント周辺にいつもいます。

バブーン注意書き 01 バブーン注意書き 02

食べ物を奪うために人を襲うこともあるため、いたるところに注意喚起する看板もあります。
バブーンの前で食べ物を見せることはもちろん、鞄を地面に置いたり、口を開けっ放しにしている、鞄に手を入れてゴソゴソと物を探すといったことはしないでください。
目の前で鞄を取られた人を見たことがありますが、ほんの一瞬の出来事でした。

喜望峰自然保護区のダシー

これは「ロックハイラックス」(Rock Hyrax)。こちらでは「ダシー」(Dassie)と呼ばれています。
冬場や朝方の寒い時間に日に当たるために岩の上でじっとしているダシーをよく見かけます。
見た目は耳の短いウサギで、とてもおとなしく、人が近くにいても逃げないことも多いです。
しかし、食べ物を与えたり触ったりはしないでください。

喜望峰自然保護区 カメ注意の道路標識

自然保護区の中を車で回るのであまり見かけませんが、陸ガメもいます。道路標識もあるように、道路を横断することもあるので、車を運転するときは脇見しないで道路上に注意して走ってください。見つけたら、カメが渡りきるまで止まって待ってあげてください。

ルーイクランス クジラ 案内板 ルーイクランス 案内板

年中いるわけではありませんが、近年頻繁に半島近辺にもクジラがやってくることが多くなりました。
保護区の中では、ルーイクランス(Rooikrans)というところがクジラを見るのにお勧めだと言われています。(フォルス湾を見渡すことができます)
こちらでよく見かけるクジラは「ミナミセミクジラ」(Southern Right Whale)です。

ルーイクランスやケープポイントはフォルス湾を見渡せるところですが、私はまだここからクジラを見つけたことはありません。(クジラは6月から10月くらいに南アフリカ沿岸にやってきます)
皆さんぜひ、こちらからクジラを見つけてください。

喜望峰自然保護区のエランド

これは「エランド」(Common Eland)といいます。
時々ケープポイントで見ますが、ブッシュの陰にいたり、いること自体知らない人が多いので、すぐ近くにいても気づかない人がほとんどです。

喜望峰自然保護区のボンテボック

これは「ボンテボック」(Bontebok)といいます。
過去に乱獲されて絶滅寸前まで数を減らしましたが、今は保護されて少しづつ増えている動物です。
私は自然保護区内でも見つけたことがあります。
通常の観光ルートから離れたところだったので、時間を取れる方は、探して回られてみてはいかがでしょうか。



※ 野生動物に対して、写真を撮ることは大いに結構ですが、触ったり食べ物を与えるようなことはしないでください。(3m以内には近づかないようにと言われています)
場合によっては襲われたり噛みつかれて怪我をすることもあります。
野生動物の中には、狂犬病などの危険な病原菌を持っているものもいて、触ったり怪我をすることで病原菌が感染する危険性があることをよく理解してください。
 
 


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喜望峰自然保護区 | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
喜望峰自然保護区(Cape of Good Hope Nature Reserve)⑤
<自然保護区での楽しみ方 ①>

◆ビーコン

ディアス モニュメント ダガマ モニュメント

この2つは喜望峰自然保護区内にあるビーコンです。
ビーコンとは、船などが航行する際に衝突や座礁を避けるための目印(交通標識)のことを言います。
左がディアスモニュメント(Dias Monument)、右がダガマモニュメント(Da Gama Monument)と呼ばれています。

2つのビーコンを結んだ直線状(船から見てビーコンが重なり合うように見えるところ)に、フォルス湾(False Bay)にある大きな暗礁(海上に岩が出ていないために船が発見できず座礁する危険がある)であるホイットルロック(Whittle Rock)があり、船で航行する際、ビーコンを頼りに暗礁を避けるように進路を取ります。(現在はGPSがあるのでビーコンを使わなくても避けて航行できるようになりましたが)

ディアスモニュメント(Dias Monument)が白色と黒色で塗り分けられているのは、海上から見た時、ディアスモニュメント(Dias Monument)が空の中に立つように見えるので、全面白色だと見にくいため2色で塗られています。

皆さんが観光で行かれると、進行方向右側にディアスモニュメント(Dias Monument)を見つけることができます。
ダガマモニュメント(Da Gama Monument)は道路より低い位置にあるので、注意していないと見つけることができません。(どちらも車で近くまで行けますが、通常のツアーでは近くまで行きません)

◆ハイキング

喜望峰自然保護区の中に、ハイキングを楽しむ遊歩道があちこちにあります。
喜望峰とケープポイントの間にもあり、歩いて移動したり、間にあるビーチ(Dias Beach)に行く観光客もいます。

ケープポイントからの喜望峰風景 ビーチからのケープポイント(2つの灯台)
(左はケープポイントからの喜望峰を見た風景 右はディアスビーチからケープポイントを見た風景)

歩いて移動する場合、喜望峰とケープポイントを往復するのに2時間程度かかります。また、岩場を歩くところもあるので、適した靴を履いて行ってください。喜望峰の上の岩山(Cape Maclear)は結構危険です。

ケープマクレアー 遊歩道の上に覆い被さる岩

左の写真は喜望峰からケープポイントに向かう遊歩道があるケープマクレアー(Cape Maclear)です。喜望峰のすぐ上の岩山です。
右の写真のように、今にも崩れそうな岩が遊歩道の上に覆い被さるように飛び出ているところもあります。(岩の真下に遊歩道が通っています)
岩の上を通る遊歩道には手すりがないので、崖から落ちないよう注意してください。



◆植物(Fynbos)

喜望峰自然保護区の花 01 喜望峰自然保護区の花 02
 
喜望峰自然保護区の植物 01 喜望峰自然保護区の植物 02

植物園の春 ①」の回でも書きましたが、ケープタウンのある西ケープ州に自生する植物(Fynbos)は、主に世界に6つある植物相(Floristic Kingdom)の1つであるケープ植物区系区(Cape Floristic Region)に属する植物です。
1つの植物相としては最も狭い範囲(地域)の植物相ですが、単位面積当たりでみると最も多様な種類の植物がある地域でもあります。

喜望峰自然保護区に自生している植物も多くがフィンボス(Fynbos)で、その歴史からも、ほとんど人の手が入らないで残っている場所です。
※ ケープ植物区系区(Cape Floristic Region)は2004年にユネスコの世界遺産に登録されました。

フィンボス(Fynbos)の生えているところでは、夏の乾燥した季節に枝が擦れあうなどして自然発火が起き、火事になることがあります。
喜望峰自然保護区だけでなく、そこに向かう道中でも火事で真っ黒に焦げた山肌が見られるところもあります。
焼け焦げた木々を見るとかわいそうな気もしますが、フィンボス(Fynbos)の中には焼けることによって種が発芽するのもあり、種を保存するためには火事も必要な現象の一つになっています。
(火事で競争相手がいなくなったところで発芽し繁栄する)

車で移動するとゆっくり見ることができませんが、遊歩道をハイキングするときは、足元の植物たちにも目を向けて観察してみてください。日本に生えているものとは違った花や葉を持った植物や、中には日本に持ち込まれて園芸用に販売されている草木の原種がたくさん生えています。
 
 


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喜望峰自然保護区 | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
喜望峰自然保護区(Cape of Good Hope Nature Reserve)④
◆喜望峰

喜望峰全景

観光で来られた方がいつもおっしゃることは、「なんにもないところだね」。

歴史的に特筆される場所であり、誰もが知っている場所なので、さぞ華やかな場所だろうと想像している方も多いです。(私もそうでした)

ケープポイントに観光客向けの施設が揃っているのだから、喜望峰にもあってよさそうですが、逆に金儲け目当てにお店をたくさん作って趣をなくすよりは、何もない自然のままのほうがいいのかなとも考えます。

写真にあるように、駐車場の前にここが喜望峰とわかる案内板があるだけです。(赤茶色の地面のところ)
ここにはトイレもないので、ケープポイントで用を済ましてください。


喜望峰 案内板

ここでは皆さん喜望峰を示す案内板と一緒に写真を撮って、さっさと次の観光地に移動します。
案内板には喜望峰を示す文字が左右に書かれているので、撮影するときは列に並んで順番に左か右に立って写真撮影します。
(この時は中国からの団体客が来ていました)

以前の喜望峰案内板
(引用 ※05)

以前は英語とアフリカーンス語(南アフリカで使われているオランダ系の言葉)で書かれていましたが、今はどちらも英語で書かれています。
たぶん、みんな英語の側でしか写真を撮らないので、順番待ちができたためじゃないかと思います。



1488年にバーソロミュー ディアスがアフリカ南端を発見し、ポルトガルに帰国した時、ジョン王にはこの岬のことを「嵐の岬」(Cabo Tormentoso)という名前で報告していました。
ディアスが南回りの航路を探してアフリカ大陸を南下した際、この辺りで嵐にあって13日間も漂流しました。
そんな怖い経験をした場所だったので、ディアス自身はこの岬はあまり好きでなかったのかもしれません。

しかし、大陸を回ってアジアに行けることがわかったという大発見をしたので、ジョン王は「希望の岬」(Cabo da boa Esperanca)という名前をつけました。


元々の名前(Cabo da boa Esperanca)から、本来は「希望岬」という日本語名になるはずです。
「喜望峰」という漢字を当てられたのは、江戸時代の通詞(通訳)の誤解からとも言われていますが、はっきりしたことはわかりません。(喜望峰がどんなところか見たこともない通詞が、外国人から話を聞いて、想像のみで訳したのだから、仕方ないのかもしれません)



地図 喜望峰自然保護区
(引用 ※02)

地図を見ると、喜望峰は半島の先端ではありません。
しかしよく見ると、ケープポイントよりもほんの少し南に飛び出ています。
半島の先端(ケープポイント)を喜望峰と呼んでもよさそうな気がしますが、そうなってはいません。

実際に確認していませんが、船でこの辺りを航行すると、南北方向と東西方向の方向転換をするのに、ケープポイントより喜望峰を目印にしたほうがいいからではないかと想像します。(海から見ると、喜望峰が半島の先端に見えるのかもしれません)

ちなみに、喜望峰はアフリカ大陸の「最南西端」と言われています。


引用元:
※05 Wikimedia commons
※02 喜望峰自然保護区パンフレット
 
 


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喜望峰自然保護区 | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
喜望峰自然保護区(Cape of Good Hope Nature Reserve)③
◆ケープポイント(Cape Point) ②

ケープポイント 古い灯台

ケープタウン一帯で強い南風が吹いていたり、半島周辺に岩場が多いこともあって、半島周辺で頻繁に船が難破しました。
海難事故を防ぐために1860年に見晴らしのいい山頂に灯台(上の写真)が作られました。

しかし、灯台が建てられた場所が問題で、標高(海抜238m)が高いために、霧が発生すると灯台の光が海上まで届かず、灯台としての役割を果たせませんでした。

ケープポイント 2つの灯台

古い灯台の問題を解決するため、1919年、標高の低い半島の先端(海抜87m)に新しい灯台が建設されました。
山頂の大きな灯台が古い灯台(展望台)、左の小さい灯台が現在も稼働している新しい灯台です。

ケープポイント 新しい灯台

新しい灯台までの歩道はありますが、途中までしか行けません。

ケープポイント 距離表示板

展望台にある、世界の街までの距離と方向を示す看板です。ここからヨーロッパやオーストラリアに行くより、ブラジルに行くほうが近いんですね。
以前は街の看板がもっとたくさんありましたが、知らない間に数が減ってしまいました。


フォルス湾とハングクリップ 地図 半島 フォルス湾 ハングクリップ
(地図引用 ※03)

元々は、フォルスベイ(False Bay)の東の入り口にある岬(現在はハングクリップ:Hangklipという地区)を、大航海時代のポルトガル人が「Cabo Falso」(偽りの岬)と呼んでいたことから、この湾にも「偽りの湾=False Bay」という名前が付きました。

アジアからヨーロッパに戻る帆船が東から陸地づたいに航行して喜望峰に近づいたとき、現在のハングクリップ(Hangklip)を喜望峰(ケープ半島の先端)と間違えて北に進路を変えてしまったことが由来です。

ハングクリップ(Hangklip)から北に進路を変えて進むと目の前に砂浜が現れ、間違って湾の中に入ってしまったことがわかるのですが、一旦湾に入ってしまうと湾から脱出するのに数日要したこともあったようです。

ケープタウン周辺では南からの強い風がよく吹きますが、当時は帆船なので湾から脱出するのに風上に向かって進まないといけないため、湾から脱出したくてもなかなかできませんでした。

ケープ半島の先端

この半島の先端が大西洋とインド洋の境界だと言われたり、この半島がアフリカ大陸の最南端と思われていた方もいらっしゃいました。

歴史的な場所でもあるのでそう思いたい気持ちもありますが、地理学的には、アフリカ大陸最南端のアグラス岬(Cape Agulhas)を境に大西洋とインド洋は区切られています。(もっと正確に言うと、アグラス岬近くの東経20度の経線)

地図 半島とアグラス岬の位置
(引用 ※04)

ちなみにアグラス岬は、ここから南東に150km離れたところにあります。

また、アフリカ南端では南西(南極)からベンゲラ(Benguela)海流という寒流が北上しているのと、インド洋からアフリカ大陸に沿ってアグラス(Agulhas)海流という暖流が南下して2つの海流が混ざります。
季節によって混ざり合う場所が移動しますが、ケープ半島あたりまで移動してくることもあるので、そういう観点でこの展望台から海を眺めてみるのも面白いです。



引用元:
※03 Bing Map
※04 Bing Map
 
 


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喜望峰自然保護区 | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)