2023-07-14 Fri
◆見どころ(パール/ウェリントン)②●アフリカーンス言語博物館(Afrikaans Language Museum)

この建物は、1860年頃にパールのワイン農家だったギデオン・マルヘルブ(Gideon Malherbe)氏によって建てられたジョージアン様式の住居です。
1階はマルヘルブ家族が暮らしていた当時の様子をできる限り再現するよう、実際に使っていた家具や装飾品、道具などが展示されています。


マルヘルブ氏は、アフリカーンス語の普及を目指して1875年に真のアフリカーナー協会(Genootskap van Regte Afrikaners)というグループをこの家で結成し、聖書のアフリカーンス語への翻訳や、アフリカーンス語月刊誌や辞書の出版などの活動を始めました。
その時使用していた印刷機も展示されています。


1652年にオランダ東インド会社がケープに食糧補給基地を置いて以来、ケープではオランダ語を共通言語として使うよう、会社が命じていました。
1806年からイギリス植民地になったことで英語が公用語になりましたが、それまでにケープに移り住んでいたヨーロッパ人たちは英語を話すことができず、条件の良い職を得られなかったことや、もともと農業で生計を立てていたため、多くが貧しい生活をしていました。
また、彼らが使っていたオランダ語も、アジアや他のアフリカ地域から連れてこられた人たちの言葉と混ざりあい、アフリカーンス語へと変化していきました。
マルヘルブ氏らは、イギリス植民地の中で、かつてボーア人(ブール人:Boer)と呼ばれていたアフリカーナーの反イギリス感情と地位奪還の考えを持ち、アフリカーンス語の普及を目指しました。
※ボーア人(ブール人:Boer)は、オランダ語で「農民」という意味で、オランダ東インド会社の植民地時代に移住し農地開拓していったヨーロッパ人たちのことを示していましたが、イギリスの植民地化後、植民地政策への反発により、(イギリス人とは違う)アフリカ生まれの白人という民族意識・思想を持ち、「アフリカーナー」という呼び方に変わっていきました。
博物館2階には、アフリカーンス語に関する紹介・展示がされています。


***** 基本情報 *****
・開館日:月~金曜日(日祝日、クリスマスから年始まで休み)
・開館時間:8:30~16:45
・入館料:20ランド(大人) 10ランド(小人)
・webサイト:http://www.taalmuseum.co.za/museum-in-english/
●アフリカーンス言語モニュメント(Afrikaans Language Monument)

このモニュメントは、真のアフリカーナー協会(Genootskap van Regte Afrikaners)が設立して100周年を記念して、1975年に建設されたものです。
形の違った塔のようなものがいくつも立っていますが、それぞれ意味があるようです。
一番高い塔はアフリカーンス語で、その元となったヨーロッパ系の言語(階段の左側)、アジア系の言語(階段途中の柱)、アフリカ系の言語(右の壁の裏にある丸いドーム)が融合して一番高い塔(アフリカーンス語)へと昇華されたという意味があるそうです。


パール山の中腹にあるので、見晴らしもいいです。
また、食事もできるカフェもあるので、風景を楽しみながらコーヒーや食事をするのもいいところです。


***** 基本情報 *****
・開場日:毎日(12月25日と1月1日を除く)
・開場時間:8:00~16:45(最終入場:16:15)
・入場料:40ランド(大人) 10ランド(小人)
・webサイト:http://www.taalmuseum.co.za/english-2/
●ウェリントン博物館(Wellington Museum)

この博物館では、ウェリントン周辺の地質や植生の紹介から、先住民であったコイサン人の生活の様子、ヨーロッパ人たちがドラケンシュタインに入植し始めた1600年代終わりからの町の様子などを紹介しています。


ウェリントンから山脈を越える峠道(Bain’s Kloof Pass)を建設したアンドリュー・ゲッデス・ベイン(Andrew Geddes Bain)と峠道建設の様子を紹介するコーナーや、ドラケンシュタインが果物生産地となったきっかけを作ったハリー・アーネスト・ビクター・ピックストーン(Harry Ernest Victor Pickstone)の紹介もあります。


***** 基本情報 *****
・開館日:月~金曜日
・開館時間:8:00~16:00
・入館料:10ランド(大人) 5ランド(小人)
・webサイト:http://wellingtonmuseum.co.za/

(引用 ※01)
引用元:
※01 Openstreetmap


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2023-06-30 Fri
◆見どころ(パール/ウェリントン)①
※パール山からパールとウェリントンの町を望む
1657年にアブラハム・ガッベマ(Abraham Gabbema)率いる探索隊がこの一帯を探検し、1687年にはシモン・ファンデルステル(Simon van del Stel)の指揮のもと、ステレンボッシュ(stellenbosch)とは別に、ここにもフリーバーガー(Vrye Burgher:自由市民)たちを入植させて農地開拓を始めました。
それ以降、この一帯は時代とともに穀物、ワイン、果物の生産拠点として大きな役割を果たしてきました。
また、長い間、南北に連なる山脈を越えて内陸に向かう玄関口として、パール・ウェリントンは要衝となっていました。
この町の歴史を思い馳せながら景色を眺めたり、博物館やワイナリを訪問してみてはいかがでしょうか。

(引用 ※01)
●パール博物館(Paarl Museum)

この建物は1787年に教会の牧師が居住する牧師館として建てられたケープダッチ様式の建物です。
(上空から見るとU字型をした部屋の配置をしています)
館内には、パールに住んでいた人たちから寄付された家具や生活用品の展示がされています。
(館内は撮影禁止だったので、写真はありません)
また、ヨーロッパ人が農地開拓のためにパールに入植した1680年代からの、パールで起きたエピソードや歴史、まだ鉄道がなかった頃にパール・ウェリントンで盛んだった荷馬車製造についてや、アジアや他のアフリカ地域から連れてこられた奴隷たちのことも紹介されていました。
シモン・ファンデルステル(Simon van del Stel)の息子ヴィレム・アドリア―ン・ファンデルステル(Willem Adriaan van del Stel)が総督を解任されてオランダに送還されたエピソードも紹介されていて、おもしろかったです。(ワインランド⑧)
***** 基本情報 *****
・開館日:月~土曜日
・開館時間:9:00~16:00(月~金) 9:00~13:00(土) 9:00~14:00(祝日)
・入館料:10ランド
・webサイト:https://paarl-wellington.co.za/listing/paarl-museum/
※博物館は、Van der Lingen Squareの駐車場(Checkersというスーパーマーケットの駐車場)から入ります。
●パール山(Paarl Mountain)

1657年にアブラハム・ガッベマ(Abraham Gabbema)率いる探索隊が現在のバーグ川のほとりでキャンプを張り、朝日に照らされた花崗岩の露頭を見て名付けたこの山の露頭に登ることができます。


露頭の近くまで車で行くこともできますが、かなり荒れた未舗装の山道なので、路面を見ながらスピードを落として慎重に走ってください。(車の下を岩でこすることもある)
パールロックからブルターニュロックの間に車が簡単に登れない箇所があるので気をつけてください。


それぞれの露頭の駐車場からは、歩いて岩を登ります。(Gordon's Rockは登れません)
写真を撮った日は、天気の良い穏やかな日でしたが、岩の上は吹き飛ばされるかと思うくらい風が強かったです。
山の麓と山頂(岩の上)とは風の状態が全く違うので、注意してください。
●KWVエンポリウム(KWV Emporium)

こちらでは、KWVが生産するワイン(普通のナチュラルワインだけでなく、スパークリングや酒精強化ワインもある)、ブランデー、ジン、リキュールの試飲ができます。

また、ガイドが案内するワインセラー(貯蔵庫)のツアーや、ブランデーを自分でブレンドして持ち帰るというアクティビティもあります。

私はブランデーとチョコレートを組み合わせたテイスティングをしてみました。
蒸留酒は貯蔵年数が長くなるほど角が取れてまろやかになるので、ストレートでも飲みやすいです。
普段なかなか飲めないものが試飲できてよかったです。
***** 基本情報 *****
・開館日:毎日(クリスマスと1月1日を除く)
・開館時間:9:00~17:00(月~金) 9:00~16:00(土) 9:00~14:00(日祝日)
・webサイト:https://kwv.co.za/experience/experience-emporium/
引用元:
※01 Openstreetmap


2023-06-16 Fri
◆見どころ(ステレンボッシュ)④●週末マーケット
ケープタウンには、土曜日(週末)のみ開かれるマーケットがいくつもあり、ケープトニアンは家族や友人と出掛け、そこで食事をしながらおしゃべりしたり、ゆったりとした時間を過ごす人が多いです。
ステレンボッシュにも土曜(週末)マーケットが開かれている場所があります。
・ルート44(Rout 44)

このマーケットでは、年に一回、日本の文化を紹介する「ジャパン・デイ」(ケープタウンにある日本領事館が主催)というイベントが行われていました。
以前は個人で手作りした農産物や加工食品、アクセサリや飾り物、食事や飲み物を提供するお店などが並んだマーケットでしたが、数年前にそれらを取り壊し、現在のような大きな建物を建てて、最近リニューアルオープンしました。(改装に伴ってジャパン・デイも他で開催するようになった)


現在はまだ食事や飲み物を提供するお店ばかりで、それ以外の商品を販売するお店はありませんでした。
とてもきれいになった反面、以前のような雑多な感じがなくなったので、ちょっと寂しい気もします。


建物の中や外には、たくさんのテーブル席があり、食事をしながらのんびり一日を過ごせる空間です。
写真を撮影したのは、朝のオープンしたての時間でしたが、続々と車が入ってきていました。
***** 基本情報 *****
・開催日:毎週土・日曜日
・開催時間:9:00~17:00
・会場:Strand Road, R44 Stellenbosch
・webサイト:https://root44.co.za/
・ブロークリッペン・ファミリー・マーケット(Blaauwklippen Family Market)




こちらのマーケットは、規模は小さいですが食べ物以外に服飾品を販売している人もいて、週末マーケットらしい雰囲気がします。
アクセサリなども手ごろな値段で、お店を見て回りながら衝動買いもいいのではないでしょうか。
会場内には、子供の遊具や自転車に乗ることのできる場所もあるので、お子様を連れて訪れるのもいいです。(自転車はレンタル可)
***** 基本情報 *****
・開催日:毎週日曜日
・開催時間:10:00~15:00
・会場:Blaauwklippen Wine Estate内(Strand Road, R44 Stellenbosch)
・webサイト:https://www.blaauwklippen.com/market
・ステレンボッシュ・ドープストリート・サンデー・マーケット(Stellenbosch Dorp Street Sunday Market)



こちらは、ステレンボッシュのドープ通りの歩道で行われている蚤の市です。
古着や骨とう品などを並べて販売しています。
地元の人が来ていて、古着を試着しながら品定めしている人が結構いました。
私も骨とう品屋で面白いものを見つけて衝動買いをしてしまいました。
***** 基本情報 *****
・開催日:毎週日曜日
・開催時間:9:00~15:00
・会場:Dorp Street沿い(Papegaai St.との交差点とHerte St.との交差点の間あたり)
・webサイト:https://dorpstreetsundaymarket.business.site/


2023-06-02 Fri
◆見どころ(ステレンボッシュ)③●バーガーハウス博物館(Burgerhuis Museum)

ビレッジ博物館のブレッターマンハウスと同時期の1700年代終わり(1797年)に建てられた典型的なケープダッチ様式の住居とその当時の生活の様子を復元した博物館です。
こちらも裕福な家庭の住居で、当時使われていた家具は豪華なものでした。
正面にはケープダッチ様式に見られる立派な切妻屋根(入口の上の部分)があります。
この切妻の形は、時代によって流行りが変わり、住居ごとにいろいろな形が作られました。
ワインランドの古くからあるワイナリにも、ケープダッチ様式の屋敷がたくさん残っているので、それらの切妻屋根の形と見比べてみるのも面白いです。(ビレッジ博物館のブレッターマンハウスのものとも比較してみてください)(ワインランド ⑭)
こちらの家も上空から見ると典型的なH型をしています。

玄関を入ったすぐの部屋(居間?)。
この部屋の中心に、両側に左右対称に小部屋が配置されています。


ダイニングルームとキッチン。

VOCのマークが入った皿が飾られていました。
皿は日本の有田で作られたもの(伊万里)なのかな...?

ケープダッチ様式の典型的なドアです。
ドアが上下に分かれていて、別々に開閉できます。
普段は動物が出入りできないように下だけを閉めていたそうです。
ドアの上には、上下にスライドできるガラス窓があり、上側のドアを開けた状態でガラス窓を下げて雨風を遮ることもできます。(ドアの上は、スライドできる窓と固定された窓が二重になっています)
***** 基本情報 *****
・開館日:毎日
・開館時間:8:00~16:00
・入館料:無料
・webサイト:無し
●V.O.C.弾薬庫博物館(V.O.C. Kruithuis)

この建物は、オランダ東インド会社がステレンボッシュの町を守るのに必要な銃器や弾薬を保管するために、1777年に建てた弾薬庫でした。
しかし、ステレンボッシュではこれらの銃器弾薬が使われるような混乱もなく、1800年代半ばには金曜マーケットの建物として使われるようになりました。(一部、消防隊のスペースとしても使われていた)
そののち1936年に大規模な修復がされたあと、1971年からその当時の銃器などを展示する博物館として使われるようになりました。




***** 基本情報 *****
・開館日:月~金曜日
・開館時間:9:00~16:30
・入館料:10ランド
・webサイト:https://stelmus.co.za/voc-kruit-huis/
●おもちゃ&ミニチュア博物館(Toy & Miniature Museum)

年代物の人形やドールハウス、ミニカーなどが数多く展示されています。
ミニカーはサイモンズタウンの戦士おもちゃ博物館(ケープ半島⑫)ほど多くはありませんが、種類や年代ごとに整理されていて見やすかったです。
小さなお子さんやコレクターの方は、是非立ち寄ってみてください。





***** 基本情報 *****
・開館日:月~土曜日(日曜日、クリスマス、Good Friday、イースターは休み)
・開館時間:9:00~16:30(月~金) 9:00~14:00(土祝日)
・入館料:20ランド(大人) 10ランド(小人)
・webサイト:https://stelmus.co.za/miniature-toy-museum/


2023-05-19 Fri
◆見どころ(ステレンボッシュ)②●ステレンボッシュ・ビレッジ博物館(Stellenbosch Village Museum)

こちらの博物館では、ステレンボッシュにフリーバーガーたちが移り住んだ1600年代後半から1800年代終わりまでの人々の生活の様子を展示・紹介しています。
年代ごとに4つの建物に分かれ、それぞれの建物に案内人がついて紹介してくれます。(英語でですが)

博物館のチケットを購入するこの建物では、ステレンボッシュにヨーロッパ人が入植した時からの町の移り変わりを学ぶことができます。

この博物館の各建物の形と配置を示した模型も置いてあり、各建物の特徴を見比べることができます。


また、この建物には、こんなものも展示されています。
これは、オランダ船を描いた木版画と、オランダ船とオランダ人を描いた磁器で、日本の出島から持ってこられたものだそうです。
木版画には、船の大きさや乗組員の人数、日本から台湾、ジャガタラ(ジャカルタ)などのアジア要所、ヨーロッパ諸国までの距離などが書かれています。
年号が寛永十八辛巳年(1641年)と書かれていますが、この年にオランダ商館が平戸から長崎の出島に移りました。
「長嵜ニ始テ入津」と書いてあります。
オランダ船が初めて長崎に入港した時は、地元では大騒ぎだったのでしょうね。
こんなところにも日本とのつながりが残されています。
・シュローダーハウス(Schreuderhuis)




最初に案内されるこの家は、ステレンボッシュに集落ができた頃(1709年)の家で、その当時(1700年前後)のステレンボッシュの生活の様子を見ることができます。
このころは、まだステレンボッシュが開拓されて間もない時期なので、ケープタウンとの往来が難しく、生活用品は身近で手に入るものを利用して、質素な生活をしていました。
・ブレッターマンハウス(Blettermanhuis)


この家は、ステレンボッシュの治安判事(軽微な犯罪や紛争に対して、法廷で裁判官として務める役人)であったヘンドリック・ローデウィック・ブレッターマン(Hendrik Lodewyk Bletterman)が1789年に建てた屋敷です。
1700年代後半の典型的なケープダッチ様式の屋敷で、かやぶき屋根や白い壁、窓の形と色使い、家の前にあるベランダと両脇に腰掛けられる段差など、特徴的なものが備わっています。
また、上空から見るとH型をした部屋の配置をしていて、これもケープダッチ様式の一つです。(他にもT型とかU型などもあります)
中に展示されている家具や生活用品も、シュローダーハウスに比べて、充実し、豪華になっています。(治安判事という裕福な家庭だったこともありますが)
入口(裏口)から入ると、居間があり、左右に部屋が配置されています。(一番奥のドアが正面玄関)


ご主人の部屋と奥様の部屋。
部屋が別々だったんですね。
・グロブナーハウス(Grosvenor House)

この建物も1700年代終わり(1782年)に建てられたものです(1803年に改装)が、ブレッターマンハウスのような屋敷タイプではなく、2階建てで屋根が平らなタウンハウスと呼ばれるものです。(ケープタウンにも似たようなスタイルの建物が残っています)


この家も入り口を入ると大広間があり、左右に部屋が配置されています。
2階も同じように中央に大広間があります。


展示されている家具などは、1800年代前半に人気のあったスタイルのものらしいですが、ケープでは生産されていなかった(ヨーロッパから持ち込んだ)ピアノや食器なども手に入ったようです。

建物の裏には立派な庭があったようです。
この家は、建物も生活様式も当時は前衛的だったのではないでしょうか。
・O.M.バーグハウス(O.M.Berghhuis)

この建物は1836年に建てられ、所有者だったオロフ・マルティヌス・バーグ(Olof Marthinus Bergh)は1877年までここに住んでいたそうです。
元々はブレッターマンハウスと同様に、かやぶき屋根と切妻をもっていたそうですが、2000年代に入って現在のような形に改装されたそうです。

展示されているものは、1800年代後半の生活を表していて、他の家の展示物と比べてモダンな感じがします。
また、壁紙が使われていることや、玄関を入ったところが広い部屋ではなく廊下になっているのも、他の家と違うところです。(廊下を中心に左右に部屋が配置されているのは同じですが)


部屋に置いてあるものも、必需品以外のものが増え、生活にゆとりがあるように感じます。

この頃、やっと体を洗うバスルームというのができたとのことです。
頭の上の桶に水を溜めて使うシャワーもあります。
・靴博物館(Shoe Museum)
このビレッジ博物館の中に靴博物館(Shoe Museum)もあります。


1918年にステレンボッシュで手綱と靴の修理業を始め、1970年代から80年代にかけて「Trailbusters」ブランドのハイキングシューズを世に出したラブ(Lubbe)家と工場について紹介しています。


実は、このビレッジ博物館入り口の建物やシュローダーハウスは、ラブ家が工場・店舗として所有していたそうで、創設者のAndries氏の死後、シュローダーハウスを取り壊して新しくビルを建てようとしたことに反対意見が出たことで、1972年に州政府が買い取って博物館として修復されました。
***** 基本情報 *****
・開館日:月~土曜日(日曜日、クリスマス、Good Friday、イースターは休み)
・開館時間:9:00~17:00
・入館料:50ランド
・webサイト:https://stelmus.co.za/
※博物館入口の建物にトイレがあります。

